イベントでの活動報告

パシフィコ横浜での「図書館総合展」

 2023年10月24日と25日の2日間、図書館界全体の交流・情報交換会・見本市である「図書館総合展」が4年ぶりにパシフィコ横浜で開催されました。
 りんごプロジェクトは、L L ブックや読書支援機器など幅広く扱う埼玉福祉会さんとコラボしてブース出展をしました。

 このブースでは、りんごプロジェクトと繋がりのある公共図書館や学校図書館に実際に設置された「りんごの棚」の写真を埼玉福祉会さんが特大パネルにまとめてくださったものを展示しました。また、ブックトラックをつかって「りんごの棚」の実物を展示し、大々的に「りんごの棚」をプロモーションを行いました。
 図書館司書、学校司書、教育関係者、行政の方々や偶然立ち寄った人など多くの人々に、パネルや読書支援機器を見学していただいたり、ブックトラックにあるアクセシブルな図書を手に取っていただいたりしました。
 「どんなふうにりんごの棚を始めれば良いですか?」という質問や、パネルを見て「絶対、りんごの棚を作りたいです。」と意気込む司書の方もいらっしゃいました。

 2日間でブース入場者数は約700人に達しました。図書館界で“読書バリアフリー”が一気に加速する機運を強く感じることができました。

横浜市教育委員会主催の読書活動推進ネットワークフォーラム
「よこはま読書パーク」

 2023年3月18日(土)(10時〜17時)横浜市庁舎にて横浜市教育委員会主催の読書活動推進ネットワークフォーラム「よこはま読書パーク」にブース出展をしました。3年ぶりの新市庁舎での開催とあって、当日は雨天にもかかわらずたくさんの人出となりました。アトリウムには大手の出版社、小学館・講談社・福音館書店・Gakken…など13社がそれぞれ絵本や図鑑を販売し、りんごプロジェクトも同じようにブースを並べました。本の販売は無いのにも拘らず、ブース前で足を止めてくれた人がアクセシブルな本を手に取ってくれました。今まで全く知らなかったという人が多くいる中で、これを目当てに来た学校司書、教員、学校・地域コーディネーター、音訳に携わっている方などがおり今までにない感じも受けました。
「SDGsや多様性が言われている世の中で、これはみんなが知っておくべきことですね」「学校の先生に知らせたい。学校図書に入れたいです。」「学校の図書館をもっとアクセシブルにしたいのでアドバイスをください。」マルチメディアデイジーのタブレットを体験した小学生男児は、「カッケェ〜、マジすごい!」と素直に反応してくれました!
お足元の悪い中、ブースに立ち寄っていただいた方々ありがとうございました。
また、横浜市中央図書館とも連携して、移動図書館の「はまかぜ号」がアクセシブルな本を積んできて貸し出しをしてくれました。体験会を見てすぐに「はまかぜ号」で本が借りられる流れを作ったのがよかったのかもしれません。多数貸し出しがあったようです。またユニバーサル絵本などを出版社さんがブースに貸し出しもしてくれました。さらに、福音館書店さんからてんじつきさわるえほん『ぐりとぐら』と『ぞうくんのさんぽ』、小学館さんから『かぞえるえほん』と『おかしのどうぶつえん』『ともだち』をお貸しいただきました。本当にありがとうございました。これらの本は、本を読むことを通して子どもたちの多様性の理解を深めていくきっかけにもなっていくと思います。ぜひ、書店でご覧の際はお手に取ってみてください。  午後は、講師の佐藤による「よむ、みる、さわる、きく。いろんなカタチの読書方法」のセミナーが2回行われました。質疑応答・感想コーナーでは、「どうやって学校関係にはアプローチしたら良いのか」「音声デイジーとマルチメディアデイジーの違いは何か?」「今日は新潟から来た。本当に来た甲斐があった。」など積極的な意見交換がされました。最後に、横浜市教育委員会による「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律(読書バリアフリー法)に基づく取り組みの方向性について」という提言書の報告がありました。今後も横浜市教育委員会と連携してアクセシブルな図書の普及をしていきたいと思います。
今回のフォーラムを通して、多くの方に「りんごプロジェクト」を知ってもらうきっかけにもなりました。また、急速にアクセシブルな図書への関心が高まっているのを感じました。
 横浜市教育員会の皆様ご参加させていただきありがとうございました。  りんごプロジェクトは2023年で3年目の春を迎えます。「いろんなカタチの図書で誰もが楽しめる読書を日常へ。」をさらに前進させたいです。

デモクラシーフェスティバル2022

2022年11月25日(金)〜27日(日)に開催されたオンラインイベント『デモクラシーフェスティバル2022』は、幸福の国、福祉の国などと呼ばれている北欧諸国で、毎年夏に開催されているコミュニケーションのお祭りです。日本ではコロナ禍の2020年にオンラインで初上陸し、今回のイベントで3回目となりました。「社会をつくる大切な一人として、あなたが好きなこと、気になっていることを他の誰かと共有しましょう。その会話一つ一つが、社会を作ります」(「デモクラシーフェスティバルジャパン」ホームページより)となっていて、まさに人の話しを聞き、自分の考えを話し、対話を思いっきり楽しむという新しい分野のフェスです。 りんごプロジェクトは、スウェーデンの公共図書館の「りんごの棚」に由来するものでもあり北欧と無関係ではありません。北欧好きや対話に興味のあるひと、社会課題に関心がある人が多く集まるこのオンラインイベントに初参加させてもらいました。発表内容は「アクセシブルな図書の説明」と「主な活動内容」です。第一日目の最初の枠とあって、参加者は少数でしたが、初めてきくアクセシブルな図書に深く興味を持ってくれて、「こんな本があるんですね。今度自分の近所の図書館に行った時にしれっと『りんごの棚はありますか?』と聞いてみます。」と言ってくれました。他に、「どうしてこのプロジェクトを始めることになったのか」「公共図書館は普段どのくらい使っているのか」などの対話があり、最後は、図書館は好きだという意見が多い中で、もっと市民の憩いの場になるような図書館があってもいいのにね、という話しになりました。45分ほどのオンラインという空間でしたが、発表と初めて会ったもの同士の対話がコンパクトにまとめられた時間を過ごすことができました。お声掛けしてくださったデモクラシーフェスティバルジャパン2022開催委員会さまありがとうございました。

超福祉の学校2022@SHIBUYA~成果報告会~

2022年11月4日(金)から6日(日)まで渋谷ヒカリエ8F「8/」courtで開催された「超福祉の学校2022@SHIBUYA 」(主催:NPO法人ピープルデザイン研究所)に参加しました。「超福祉の学校@SHIBUYA」とは、障害の有無にかかわらず、共に学び生きる共生社会の実現を目指して、ピープルデザイン研究所主催、文部科学省、渋谷区共催で開催されているイベントです。(HPはこちら
 従来の障害福祉や教育の枠に収まらない多様な方々がシンポジウムに登壇。全国各地の具体的なアクション、生涯学習や教育に関する最新事例を、渋谷から全国に発信しています。今年は初めての試みとして、会場に「超福祉の図書館」が設置され、"読書"や"学び"を通じたダイバーシティ&インクルージョンな公共空間のあり方も発信されました。
11月5日(土)は、超福祉の学校プロジェクトから生まれた「トリセツプロジェクト」と並んで「りんごプロジェクト」の最終成果報告会が行われました。「アクセシブルな図書とは?」「活動内容/体験会・展示会」「これからのりんごプロジェクト」の3部構成で、最後に株式会社MUZIKAさんプロデュースのキャッチコピー『よむ、みる、さわる、きく。いろんなカタチの図書を、誰もが楽しめる日常へ。』 とオリジナルのロゴを発表させていただきました。
当日の様子はYoutube (「りんごプロジェクト」33分過ぎより)をご覧ください。

11月6日(日)はシンポジウム『読書支援の最先端~よむことが困難な人のために~』の司会進行を担当させていただきました。この分野の最先端で実践研究をされている東京大学先端科学技術研究センター教授の近藤武夫先生と専修大学文学部教授の野口武悟先生、埼玉県立久喜図書館でバリアフリー読書推進担当の佐藤聖一さんにご登壇いただき、まだまだ広く知られていない技術やサービスについてお話していただきました。(アーカイブ動画はこちら

先生方の話を伺いながら、 “本が読めない、読みづらい”という理由で子どもたちの学びの機会が失われてしまうのはとてももったいないことですし、今はそれを補う技術やサービスがあるのでもっと知ってほしいと改めて感じました。障害のある子どもも本を通じて生涯の学びにつながるよう、りんごプロジェクトの活動を広げていきたいと思います。
会場で開催された「超福祉の図書館」は大好評でした。多様性を象徴する本が130冊用意され、本棚ではなくカーペットの上に広げられていて、リラックスできるビーズソファに座って自由に本が読めます。また幕で囲われた一人用のスペースは外部からの視点は遮りつつ、完全な個室ではない空間でとても居心地よく設計されていました。図書館というと、静寂と整理整頓がイメージされますが、時にはこのようなリラックスできる公共空間もいいなと思いました。会場はオープンなスペースなので、誰でもふらっと立ち寄れる気楽さもあり3日間で1300人あまりが会場を訪れました。

最後に嬉しいお知らせです。
昨年、私たちの活動がきっかけで渋谷区立中央図書館に初めて『りんごの棚』が設置されました。そして現在、区内全館にりんごの棚が設置されています。(HPはこちら

ダイバーシティパーク in 新宿区立中央公園

 2022年10月2日、ダイバーシティパークin新宿区立中央公園のイベントに出展しました。ダイバーシティパークは、年齢、性別、国籍、障害の有無、価値観などの多様性を受け入れて尊重し合うという基本概念をもとに、さまざまな立場や考え方を持つ人がさまざまなメッセージを発信していくイベントです。
 3年ぶりの開催でお天気にも恵まれ、約80名の方に、りんごプロジェクトのブースに立ち寄っていただけました。自然に囲まれた開放感な空間の中、来場者もファミリーから外国籍の方、学生さん、職業も様々な方で、出展者も来場者も自由に自分を表現し多様性を肌で感じることができました。
来場者の方から「布絵本...知っているけど触ったことがなかった。」「近くの図書館にないです。」「大活字本...知らなかったです!」「大きな文字でとても読みやすい!マルチメディアデイジー...スピードが変えられて聞きやすい!」「読んでいるとこの色が変わって見やすい!」「LLブックは内容が簡単でわかりやすい。」「友達に教えてあげたい。」などの感想をいただきました。沢山の方に色々な図書に触れていただき大好評でした。

今回は、はじめてメンバー以外にインターナショナルスクールの学生ボランティアさんも一緒に、本の紹介をしてもらいました。新しい雰囲気でより多くの方に立ち寄っていただけたように感じました。
ダイバーシティパークスタッフの皆様、ボランティアの学生さん、お立ち寄りいただいた方々、楽しい時間をありがとうございました。

放課後等デイサービス「エニィタイム」で体験会

2022年6月30日、横浜市内にある放課後等デイサービス「エニィタイム」で体験会を開催しました。エニィタイムでは今年3月以来2度目の訪問です。前回とは曜日が違うので初めて参加するお子さんも多く、いつもとは違う放課後の時間を過ごしてくれたのではと思います。

 佐藤講師がオンラインで「こんにちは」と生徒さんたちに呼びかけると、元気よく「こんにちは」とあいさつをしてくれました。まずは20分程度のレクチャーです。真剣に耳を傾ける子もいれば20分間集中することが苦手な子もいます。私たちは一人ひとり違って当たり前だと思っているので、そのお子さんなりに参加してくれたら嬉しいです。

 おやつタイムをはさんで、いよいよ実際にテーブルに並べられたいろいろな図書を手にとってみます。実は、この日は「MINI BIG LOVE ACTION」という企画の撮影会も兼ねていたので、りんごプロジェクトのメンバー以外にも数名の撮影クルーがおじゃましました。子ども達はいつもと違う雰囲気に最初は戸惑っているように見えましたが、本を通じてコミュニケーションをしていくうちに次第に笑顔になっていきました。

 さわる本でデコボコした感触を楽しんだり、パソコンやタブレットで直感的に操作して読書を楽しんだり、文字が読めるお子さんは簡単に書かれたLLブックを手に取ってみたり、思い思いにアクセシブルな図書を楽しんでくれました。

 特別なニーズのあるお子さんもいろいろな体験を重ねていくことで学びの蓄積をしていきます。自分に合う余暇や楽しみをもうすでに見つけている子もいますし、これから見つけていく子もいるでしょう。知らないことを知っていくことは障害の有無に関わらず人が成長していくために欠かせないことだと思います。

私たちは活動を通じて、そんな瞬間を届けていきたいと思います。

 短い時間でしたがとても楽しい時間でした。
エニィタイムの職員の皆様にもご協力いただきありがとうございました。

「ノーマライゼーションという言葉のい・ら・な・いまちづくりの輪(和・話)」

 2022年3月13日(日)、岩手県陸前高田市が主宰するSDGsイベント「ノーマライゼーションという言葉がい・ら・な・いまちづくりの輪(和・話)」に参加してきました。会場はアバッセたかたという市内中心部にあるショッピングモールのパブリックスペースです。 
 音声D A I S Y、マルチメディアD A I S Y、大活字本、L Lブック、ユニバーサル絵本、布の絵本、それからS D G s書籍などを展示し自由に体験してもらいました。

 佐藤聖一氏による「手でめくらない、文字を読まない本」についての30分のレクチャーも2回行いました。買い物客や隣接する市立図書館に来館した人、チラシを見て興味を持って来てくれた人が本を手に取ってくれました。「今日参加して本当に良かった!見えなくても読書を楽しめることができるんですね。」「マルチメディアデイジーや LLブックを初めて知った。自分に合う読書方法を探していきたいです。」
 そのほかにも、弱視のお子さんを園で見ている保育園の先生が、今後どのようにしていったらよいのかの相談に乗る場面もありました。また、用意していたクイズに一生懸命答えてくれた子どもや家族連れもいました。クイズに答えてくれた人には、本の読みたい行に合わせて置くと集中して読むことができる道具、”リーディングトラッカー“を今回はプレゼントさせて頂きました。 

 イベントの一環で、SDGsに関する本を紹介する「ブックトーク」も行いました。SDGs推進プラットフォームの方をはじめ5名の方にご登壇頂き、それぞれの視点からSDGsの本についてご紹介を頂きました。『頼るスキルの磨き方』(KADOKAWA)は、多様性を認め、個を尊重し、持続可能な地域社会を目指す道標となるような本だそうです。防災にまつわる本もご紹介頂きました。その他にも、『お笑い芸人と学ぶ13歳からのSDGs』(くもん出版)、『はじめて学ぶLGBT』(ナツメ社)『デブになってしまった男の話』(アドレナライズ)『ぼくがラーメンをたべているとき』(教育画劇)など12冊、幅広く老若男女に親しめる本を紹介して頂きました。

 三陸海岸にある陸前高田市は、先の大震災で多くのものを失ったのは周知の通りです。最後に立ち寄ってくださったお子さん連れのお母さまは、「本が好きで、たくさん持っていたんですが全部流されました。被災して視力も失いました。」と、子どもの指を布の絵本や点字付きさわる絵本に指をなぞならえさせながら話してくれました。「でもこんな本があるんですね!今日ここに来て良かったです!」と目をキラキラさせて言ってくださいました。そのお子さんが、再びユニバーサル絵本やDAISYを通して本の世界を楽しんでくれることを願わずにはいられません。 

 6時間あまりの体験会イベントでしたが、私たちにとっても中身の濃い時間となりました。お世話になった陸前高田市の皆さまありがとうございます。SDGs未来都市に選定された陸前高田市が、りんごプロジェクトと同じミッションでもある「誰一人取り残さない」街になるように心より応援しています!

放課後等デイサービス エニィタイム「インクルーシブ図書の体験会」

 2022年3月4日(金) 15:30~17:00、横浜市内にある放課後等デイサービス“エニィタイム”さんで「インクルーシブ図書の体験会」を行いました。
 小学生から高校生の男女児が、放課後の時間を様々なプログラムで過ごす活動の場での体験会は、初めての試みでした。横浜市教育委員会事務局 障害学習文化財の方も見学にいらしてくださいました。 テーブルの上に置かれた図書の数々、知らない人たちが来てる“なに?なに?”と遠巻きに見ている雰囲気の中始まり、リモートでメイン講師:佐藤聖一氏の話に耳をしっかりと傾け、おやつを挟んで“自由に触っていいよー”恐る恐る・・・“めくって”“さわって”“見て”と徐々に図書との距離が近づいてくる。マルチメディアデイジーなどは、ちょっと教えただけでスイスイ自操作できてしまう。さすが!!現代っ子(⌒∇⌒)
職員さんからも
・リーディングトラッカーの色違いが視覚的に難しい子に対して有効だと思った。
・LLブックがわかりやすい。・布の絵本が、印象的でファスナーを開ける練習にもなりそう。
・デイジーがタブレットに入れられたら好きな時に読めそう。
・迷路の本が難しすぎて興味が持てていないように見えた。
・思ったよりもスペースを取らずに出来たので、スペースが取りづらい放デイでも体験会は可能と思った
・これらの図書はどこで入手できるかなど。    数々のご意見やご質問も頂きました。
 
 何より、こどもたちが“アクセシブルな図書”を体験し、体感してくれている姿を見て「知らない・・」を「知ってる・・・」に、「やらない・無理かも・・」を「やったら出来た、楽しい!!」に変わるきっかけになるお手伝いが出来たこと嬉しく思っています。

 今回の“アクセシブルな図書”との出会いときっかけの種が、誰かの楽しみにつながって広がっていくことを願って、今後も活動を続けていきたいと思います。

  エニィタイムの皆さん、楽しい時間を共有させて頂き、本当にありがとうございました。

五反田TOC Exhibition Hall 『自費研フェスティバル2021』

 2021年10月16・17日、五反田TOC Exhibition Hall にて開催された『自費研フェスティバル2021』のマルシェコーナーに出展させていただきました。
 自費研とは、美容医療、再生医療、サプリメント療法など自費医療に関する展示ブースが200社以上出展する大規模なイベントです。医療関係者、カウンセラー、美容関係者の方などにブースに立ち寄っていただきました。LLブックや音声デイジーを中心にアクセシブルな本に興味を持っていただきました。また、障害に関する相談も受けました。 ひとりでも多くの方に、りんごプロジェクトの活動やアクセシブルな本を知っていただける良い機会となりました!

 お立ちよりいただいたみなさん、主催の一般社団法人 日本顎顔面美容医療協会の担当者のみなさん、本当にありがとうございました。

初のブース出展!『バディウォーク東京2021for all』

2021年4月24日(土)東京渋谷の代々木公園ケヤキ並木で開催された『バディウォーク東京2021for all』にブース出展させていただきました。 このイベントはダウン症の啓発活動の一環として毎年都内で開催されているチャリティイベントです。
 昨年から新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、リアルイベントの開催が制限される中、こちらのイベントもギリギリまで予断を許さない状況にありました。東京は三度目の緊急事態宣言を25日からと決定したため、感染予防を徹底しながらの開催となりました。 

テーマは「今こそ共に歩こう、誰一人取り残さない世界へ」 
 ダウン症だけではなく、すべての人に向けたイベント。 その思いは私たち『りんごプロジェクト』も同じです。
 絶好のお天気に恵まれた朝10時少し前、メンバーが会場のテントに集合、入場制限をしているため比較的のんびりとした会場で、持参した図書をテーブルに並べ始めました。 本が並んでいると、それだけちょっと寄ってみたくなるようで、予想以上にたくさんの人が気軽に立ち寄ってくださいました。
 “アクセシブルな図書”との出会いは初めての方がほとんどで、どんな本なのか、どんな種類があるのか、どこで手に入るのか、など一人ひとりに説明しているとあっと間に時間がたってしまいます。
 
イベントで人気があったのは“LLブック” 
 これならうちの子どもでも読めそう、写真が多くて文章も簡単で分かりやすい、ピクトグラムが入っている本は初めて、子ども向けではなく大人向けもあるんですね、などなど好評です。
 マルチメディアデイジーや大活字本、布の絵本、ユニバーサル絵本など、普段手に取ることのない図書を実際に手に取って知ってもらう経験は貴重だと改めて感じました。    
 今後はレイアウトや説明資料など工夫を重ねて、よりよいブース出展ができるようにしていきたいと思います。
 お立ち寄りいただいたみなさん、ブースのお手伝をしていただいた方々、主催者のNPO法人サプライフさん、本当にありがとうございました。